今回は予想方法の一つパドックの見方について紹介したいと思う。
ベテランになればなるほど、新聞やテレビなどの情報は信じず、自分で見た馬の情報を決める。そして年間で勝ち越しのユーザーというのはパドックを行っているというデータもある程である。
目次
- パドックとは?
- 見方を覚えた場合のメリット
- パドックの見方
- まとめ
パドックとは?
パドックとは出走馬を引き連れて、パドック上という場所を周回するものである。目的としては観客慣れさせるのと、私の馬は健全ですと伝えるために行われたのが始まりだ。
しかし現在ではそれらを証明するためだけに利用されてはいない。実はパドックの時に馬を観察して予想をするという利用方法があるのだ。
数周している間に自分の気になる馬に目星をつけて、じっくりと観察する。そしてこれだと思った馬に一点張りする。
見方を覚えた場合のメリット
なんとなくパドックの予想についてはわかったと思うが、実際に馬を見るだけで予想なんてできるのだろうか?実はパドックを覚えるとメリットだらけで単純に競馬での勝率があがる。
なのでもし今期があるのであればぜひ覚えてほしいものだ。しかしベテランの人が見ても全くわからない場合がある。それだけパドックというのは難しく、勘に頼る必要性がある。
ではパドックのメリットをまずは紹介しておく。
- オッズに左右されない予想が可能
- 馬のコンディションを見るため、馬の情報を把握すれば予想に強い
- 穴馬も十分に狙える
これだけパドックにはメリットがあって覚えない訳にはいかないだろう。やはり難しいというのには変わらないがこれから見方を紹介するのでぜひ覚えてほしい。
パドックの見方
見るべきはもちろん馬である。厩務員も一緒に馬と回るのだがそっちのけで構わない。
最初に見るべきポイントは「馬体」である。見るべきポイントとして言われているのは、後ろ足だと言われている。
後ろ足を中心的に見ろ
もちろん後ろ足を見る理由はある。馬のスピードを出すために重要なのは後ろ足なのだ。前足は体を支えるためのものであるからそれほど見なくても良い。
特に、後ろ足の付け根部分の筋肉を見よう。むしろこの部分がパドックの基本であり全てと言っても良い。これを見極めることができなければパドックで予想なんて夢のまた夢。
筋肉の付きが良い馬をじっくり見るといい。
逆行で見ないようにする
これもパドックの基本と言われている見方である。逆行で馬を見てはいけない。なぜなら日陰になって筋肉の付きがよく見えてしまう。しょうもない筋肉でもそれとなく見えてしまうので必ず位置調整は行うようにしよう。
昔はテレビでも普通に逆行の位置にたって撮影する場合があったが、最近はしっかりと太陽の方向も調整しているようなので安心である。
馬のテンションをチェックする
パドックで見るべきポイントでおすすめしたいのがテンションチェックである。
出走馬だって緊張するのだ。なので緊張している馬や、集中力のない馬よりもやる気まんまんの馬の方が良い成績を出しやすいのだ。
テンションチェックは主に歩き方で行う。
跳ねるように歩く馬=気持ちがうわついている。そのため実践となると100%力を発揮できないタイプである。
厩務員に引っ張られているように歩く=馬のテンションが低いので、これも本当の力を発揮できないまま終わってしまう傾向がある。
キョロキョロしている=集中力が途切れている証拠なので、レースでは出だしに遅れたりする。
前だけを向いてる=理想の馬です。馬体もよければ断然投資すべき馬です。
毛の艶も大事
艶の良い馬は体調が良いとも言われている。そのため馬体などをチェックして同レベルの馬がいれば、艶で比較すると良いだろう。
単純にきれいにするだけでは出せない艶というものがあり、馬のコンディションチェックの要因としても活用されるのだが、正直いうとこれは素人では違いがわからない。
かといって適当に判断するのは危険なので、なれるまではあまり気にしなくてもよいだろう。
まとめ
今回はパドックのメリットと見方について紹介した。今後もパドックのコツを紹介していくので競馬で気になることがあればぜひブックマークしてほしい。
ちなみに当たる競馬予想サイトのほとんどがパドックで予想しているという噂も聞いたことがあるので、パドックを覚えればかなり勝率があがると言える。
漫画読んでパドックに憧れたけど全然ダメだわ。
パドックで予想とか競馬貴族だろ笑